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宅建の勉強時間の目安

300〜400時間の内訳とスケジュール

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宅建(宅地建物取引士)の合格に必要な勉強時間は、一般に約300〜400時間が目安とされます。もちろん、法律の予備知識や集中度によって個人差はありますが、計画を立てるうえでの基準として使えます。この記事では、その内訳と期間別のスケジュール例を紹介します。

この記事の要点

  • 目安は約300〜400時間。実施機関が公表した数値ではなく、計画を立てるための基準です
  • 配点が最も高い宅建業法に、時間を厚く配分する
  • 半年なら1日2時間前後、3か月なら1日3.5〜4時間が計算上のペースです

まず押さえる試験の基本情報

計画を立てる前に、ゴールの形を確認しておきます。次の表は実施機関である一般財団法人不動産適正取引推進機構の公表資料をそのまま整理したものです。

項目内容
試験日毎年1回・10月の第3日曜日/13時〜15時(2026年度は10月18日)
出題数50問・四肢択一(登録講習修了者は45問)
受験手数料8,200円
合格発表原則として11月下旬
合格基準点(直近10年)50問中33〜38点
合格率(直近10年)13.1〜18.7%

表1:宅建試験の基本情報。合格基準点と合格率は令和7年度までの10年間の実績です。

※出典=一般財団法人不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」および「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」(PDF)。2026年9月4日確認。合格率の下限13.1%は令和2年度12月試験の値です。

合格基準点は毎年変わります。満点は不要で、35点前後を安定して取れる状態がゴールだと考えると、必要な時間も見積もりやすくなります。

なぜ300〜400時間なのか

宅建は範囲こそ広いものの、過去問の焼き直しが多く、暗記でカバーできる部分も少なくありません。まったくの初学者でも、正しい順番で過去問中心に回せば、300〜400時間で合格ラインに届く人が多いというのが目安の根拠です。法律学習に慣れている人はより短く、逆に学習が久しぶりの人は多めに見積もると安全です。

分野別の時間配分(目安)

宅建業法20問/全体の40%
権利関係(民法等)14問/全体の28%
法令上の制限8問/全体の16%
税・その他8問/全体の16%

図1:4分野の出題数の比率。バーの長さは出題数そのものです。合計50問(登録講習修了者は問46〜50が免除で45問)。

※出題数の区分は前掲の「宅建試験の概要」(2026年9月4日確認)にもとづきます。

分野出題数時間の目安方針
宅建業法20問約100〜120時間最優先。満点を狙う
権利関係(民法等)14問約100〜120時間頻出に絞る。深追いしない
法令上の制限8問約50〜70時間数字を正確に暗記
税・その他8問約40〜60時間頻出論点+直前の統計対策

表2:分野別の時間配分の目安。時間は本記事が計画用に置いた目安で、公表値ではありません。

配点が高く得点が安定しやすい宅建業法に時間を厚く配分するのがコツです。権利関係は範囲が広いわりに得点が伸びにくいため、満点ではなく7〜8割を目標にします。

期間別のスケジュール例

期間1日あたり計算の内訳
6か月約2時間2時間×180日=約360時間
3か月約4時間4時間×90日=約360時間
直前1か月復習中心新しい教材を足さず、通し演習に充てる

表3:期間別のペース。いずれも総量を約360時間としたときの単純計算です。

※360時間は300〜400時間の中央付近を取った計算用の値です(2026年9月時点の本記事の目安)。

半年(約6か月)で合格を目指す

1日あたり2時間前後が目安(2時間×約180日=約360時間)。平日は1〜1.5時間、休日にまとめて、という配分でも到達できます。無理のないペースで習慣化しやすいのが半年プランです。

3か月で仕上げる

1日あたり3.5〜4時間が必要(4時間×約90日=約360時間)。短期集中型。まとまった時間を確保できる人向けで、過去問の周回スピードを上げるのが鍵になります。

直前期(ラスト1か月)の使い方

新しい教材に手を広げず、これまで解いた問題の復習と通し演習に集中します。法改正点の最終確認も忘れずに。

スキマ時間を「積み上げる」

まとまった学習時間が取りにくい人ほど、通勤・昼休み・寝る前の数分が効いてきます。1日20分でも、半年で約60時間。テキストを開くのが難しい移動中は、スマホで一問一答や4択を回すのが現実的です。

1日10分半年で約30時間
1日20分半年で約60時間
1日30分半年で約90時間

図2:スキマ時間の積み上がり方。180日で換算した単純計算です。

※1日30分は、表2でいえば「法令上の制限」1分野をまるごと賄える量にあたります(2026年9月時点の本記事の目安)。

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まとめ

宅建の勉強時間の目安は約300〜400時間。宅建業法に厚く配分し、過去問中心で回すのが効率的です。半年なら1日2時間、3か月なら1日4時間が一つの基準。まずは毎日少しずつ、スキマ時間から積み上げていきましょう。

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