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賃貸不動産経営管理士のまわりには、名前がよく似た講習が4つあります。「賃貸不動産経営管理士講習」「指定講習」「賃貸住宅管理業務に関する実務講習」、そして各協会の「試験対策の講習」。目的も対象者も料金も別物で、取り違えると、受けなくていい講習に20,000円を払うことになります。
このページは、その4つを取り違えないための整理です。内容はすべて賃貸不動産経営管理士協議会の各講習ページの記載から取っていて、公式で確認できなかったことは書いていません。
1. 3問で判定:あなたに関係する講習はどれか
選ぶだけです。送信も登録もありません。答えは画面に出したままにするので、あわてて読む必要はありません。
2. 4つの講習の比較表
横にスクロールできます。空欄は「公式ページで一律に決まっていない(実施団体ごと)」という意味で、こちらで推定した数字は入れていません。
| ① 賃貸不動産経営管理士講習 (5問免除) | ② 指定講習 | ③ 賃貸住宅管理業務に関する実務講習 | ④ 各協会の試験対策講習 | |
|---|---|---|---|---|
| 何のため | 賃管士試験の50問のうち5問が免除される | 宅建士が業務管理者になるため | 「実務経験2年」の代わりになる/②を受ける資格を作る | 試験の点を取るため(免除とは無関係) |
| 誰が受けられるか | どなたでも受講できる(宅建の有無は関係なし) | 管理業務に関し2年以上の実務経験を持つ宅建士 | 賃管士試験の合格者/指定講習を受けたいが実務経験2年がない宅建士。そのどちらでもない人は受講できない | 各協会の案内による |
| 効果 | 修了年度とその翌年度の試験で5問免除 | 修了しても賃管士の資格は取得できない(業務管理者の要件を満たすだけ) | 「実務経験2年と同等以上の能力を有する者」と認められる | ー |
| 形式・時間 | 概ね2週間の事前学習+スクーリング1日(9:00〜17:30) | eラーニング10時間(効果測定を含む/郵送の講習もあり) | eラーニング7時間+テキストでの自主学習18時間 | 各協会の案内による |
| 修了の条件 | 事前学習とスクーリングの全講義を適正に受講。遅刻・途中退室は認められない | 効果測定を含む10時間の受講 | 修了試験で7割以上正解 | ー |
| 受講料 | 実施団体ごとに異なる(公式は金額を一律に示していない) | 協力機関のページに記載 | 20,000円(税込) | 各協会の案内による |
| 期限(令和8年度) | 講習日程は令和8年7月15日〜9月25日。会場ごとに申込期間が違い、定員に達し次第 先着で締切 | 通年(協力機関のページによる) | 受講期間60日(認証キー入力ログイン時から起算) | 各協会の案内による |
| 実施・協力 | 日管協/全宅管理(全宅連)/全日本不動産協会 の3団体・全国47都道府県135会場 | 賃貸不動産経営管理士協議会(協力=全宅連・全国不動産協会) | 賃貸不動産経営管理士協議会 | 全国賃貸不動産管理業協会 ほか |
3. いちばん多い誤解「宅建持ちは免除される」
賃管士試験に「宅建士なら◯問免除」という制度はありません。免除は①の講習を修了した人に与えられるもので、その講習の受講要件は公式に「どなたでも受講できます」と書かれています。つまり宅建を持っているかどうかは、試験の免除には一切影響しません。
では宅建士に何があるのかというと、賃管士試験を受けずに「業務管理者」になれる別ルートです。賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律12条・同施行規則14条は、業務管理者になれる者を「①実務経験2年+賃管士の資格登録」か「②実務経験2年+宅建士+指定講習の修了」としています。どちらのルートでも実務経験2年は共通で必要で、その2年は③の実務講習を修了することで代えられます。宅建士だが実務経験が2年ないという人が②を目指すなら、先に③という順番になります。
この2ルートの詳しい比較(どちらが早いか、資格そのものが要るかどうか)は、併願ガイドの「宅建士なら試験を受けずに業務管理者になる道もある」に書いています。このページはあくまで「どの講習を受けるのか」を決めるためのページなので、ここでは講習の選び方に絞ります。
整理すると、「宅建を持っているから賃管士は受けなくていい」と言えるのは業務管理者になることだけが目的で、実務経験2年(または③の修了)がある人だけです。資格そのものが欲しいなら、宅建の有無に関係なく試験を受ける側に回ります。その場合に効くのは①だけです。
4. 5問免除を狙うなら、いま残っている時間
①の講習(5問免除)は、令和8年度は9月25日(金)が日程の最終日です。ただしこれは「その日まで申し込める」という意味ではありません。申込期間は会場ごとに異なり、定員に達し次第、先着順で締め切られます。
なお、講習をまだ修了していない段階でも受験申込は先にできます。ただし免除の申請は申込のときにしか言えないため、申込フォームの免除申請欄にチェックを入れ忘れると免除が効きません。ここは取り返しがつかないので、申込チェックリストで確認しておいてください。
5. 判定が終わったら
講習をどうするかが決まったら、次は中身です。今どのくらい取れるのかを先に測っておくと、教材にいくら使うかの判断が早くなります。
そのまま演習に入る。○×30問・根拠条文つき。登録不要です。 → 賃貸不動産経営管理士の一問一答(○×30問)
このページで参照した一次情報
賃貸不動産経営管理士協議会「令和8年度 賃貸不動産経営管理士講習(試験の一部(5問)免除)」(修了で修了年度とその翌年度の50問中5問免除/概ね2週間の事前学習+スクーリング1日/日程 令和8年7月15日〜9月25日/全国47都道府県135会場/講習時間9:00〜17:30・8:50受付開始/受講要件「どなたでも受講できます」/受講申込期間と受講料は実施団体ごとに異なる/各会場定員に達し次第 先着順で締切/修了要件=全講義を適正に受講・本人確認あり・遅刻/途中退室不可/実施団体=日管協・全宅管理(全宅連)・全日本不動産協会)/ 同「指定講習」(国土交通大臣の指定を受けて協議会が実施/宅建士が業務管理者になるための講習/本講習を修了しても賃貸不動産経営管理士資格は取得できない/受講対象=管理業務に関する2年以上の実務経験を持つ宅建士/eラーニング10時間・効果測定を含む/協力機関=全宅連・全国不動産協会/業務管理者の要件=賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律12条、同施行規則14条および令和3年国土交通省告示第486号・第782号)/ 同「賃貸住宅管理業務に関する実務講習」(対象=賃管士試験合格者/指定講習の受講要件を満たさない宅建士。それ以外は受講不可/受講料20,000円税込/受講期間60日・認証キー入力ログイン時から起算/eラーニング7時間+テキスト自主学習18時間/修了試験7割以上で修了/誤って申込をした場合でも払い戻し不可)/ 国土交通省「賃貸住宅管理業法ポータルサイト 業務管理者について」
※ 本ページは2026年9月2日に上記の公式ページを直接確認して作成しています。日程・受講料・実施状況は変更されることがあるため、申し込む前に必ず実施団体の最新の案内を確認してください。判定の選択はお使いのブラウザの中だけで処理され、当サイトのサーバーには送信されません。
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